「WiFiって、なんだかよくわからない……」
ちょっとだけ、WiFiの世界をのぞいてみましょう。
「クラウドWiFi」は、一度仕組みを知ると「こんな便利なものがあったの?!」
と思うかもしれません
まず「普通のポケットWiFi」って何?
スーパーで買いものするとき、お財布の中にポイントカードが入ってますよね。A社、B社、C社……ポイントカードがいくつも入ってるはずです。
普通のポケットWiFiは、そのうちの1枚だけを財布に入れて使うイメージです。
具体的には「SIMカード」という小さなチップ(通信の許可証のようなもの)を、WiFiルーターに差し込んで使います。SIMカードは1社のキャリア(ドコモ、au、ソフトバンクなど)と契約したものなので、その会社の電波しか使えません。
電波の届きにくい場所に行ったら、残念ながらつながりにくくなってしまう……それが普通のポケットWiFiの弱点です。
じゃあ「クラウドWiFi」は何が違うの?
ここからが本題! 上の図解を見ながら読んでみてください。
クラウドWiFiは、SIMカードが**「クラウド(インターネット上)」に置いてある**のが最大のポイントです。
もう少しかみくだくと——
普通のWiFi:財布に1枚だけポイントカードを入れて出かける クラウドWiFi:財布を持たずに出かけて、どのお店でも「一番お得なポイントカード」が瞬時に使える!
SIMカードが「クラウド(雲の中)」にあるので、今いる場所で一番強い電波を自動的に選んでくれるのです。国内ならドコモ・au・ソフトバンクの中からベストを選択。電源を入れるだけで、あとはルーターが全部やってくれます。
難しい設定は一切不要。まさに「ポチッとON」で使える次世代WiFiなのです。

クラウドWiFiの「ここがいい!」3つのポイント
① 海外に持っていくのがラク&お手頃
これがクラウドWiFiの真骨頂です!
SIMカードがクラウドにあるということは、海外でも現地の電波に自動でつながってくれます。空港に着いたら電源ON——それだけです。現地のSIMを買いに行く必要も、設定をいじる必要も一切ありません。
実際に筆者はアメリカ・サンフランシスコで使ってみましたが、日本にいるときと全く同じ感覚でつながりました。「地球って、こんなに狭くなったんだ」とちょっと感動してしまいました(笑)。
料金も1日単位で課金される会社が多く、使った日だけ払えばOK。
② 国内でも「つながりやすさ」が段違い
国内でも、クラウドWiFiは力を発揮します。
たとえばair wifi普通のWiFiで「あれ、ここだけ電波弱いな……」となりやすい場所でも、クラウドWiFiならつながりやすいことが多いです。
③ 設定がほぼゼロ
機械が苦手な方にも安心! 届いた端末の電源を入れるだけ。面倒なアプリ設定や難しい初期設定は基本的に不要です。「WiFiって難しそう……」という方ほど、実は使いやすいのがクラウドWiFiです。
正直に言います。クラウドWiFiの「ここはイマイチ」な点
いいことばかり書いてきましたが、もちろん弱点もあります。正直にお伝えしますね。
速度は「速い」とは言えない
クラウドWiFiは基本的にLTE(4G)回線を使っています。WiMAXのような専用高速回線と比べると、理論上のスピードでは後れをとります。動画を4K・8Kでサクサク見たい! というヘビーユーザーの方には少し物足りないかもしれません。
たまに「つながりにくい」瞬間がある
使用している周波数帯の特性上、混雑しやすい時間帯や場所では少し不安定になることも。筆者自身も「あれ?」と感じる瞬間がたまにあります。そんなときは端末を一度再起動するだけで改善することがほとんどです。あわてず再起動、これが合言葉!
こんな人に「クラウドWiFi」はぴったりです
まとめると、クラウドWiFiはこんな方に特にオススメです。
年に何度か海外へ行く機会がある方、旅行や出張が多い方にはとにかく便利です。現地SIMを買う手間が丸ごとなくなります。また、速度よりも「どこでもつながる安心感」を重視する方にも向いています。在宅ワークで家の中を移動しながら使う方や、カフェや外出先でサッとWiFiを使いたい方にもぴったりです。
逆に、オンラインゲームを低遅延でガチプレイしたい方や、大容量の動画を毎日ダウンロードするヘビーユーザーの方は、WiMAXなど速度特化型のサービスも合わせて検討してみてください。
最後に
クラウドWiFiの仕組み、なんとなくイメージできましたか?
「SIMカードがクラウドにある」——たったこれだけのことで、海外でもどこでもつながりやすい、次世代のWiFi体験が手に入ります。難しい設定もなし、電源ひとつで世界とつながれる。そんな「ちょっと未来なWiFi」を、ぜひ一度試してみてください。
きっと「地球って狭いな」と感じてもらえるはずです(笑)。

