「嫌われたくない!」そう思うのは、ふつうのこと。
でも、もしかしたらその気持ちが、あなたの大切な何かをじゃましているかもしれない。
1 前提として
「あの子に嫌われたらどうしよう」「みんなに好きでいてほしい」って、
きっとある。それって、べつに変なことじゃない。人間はもともと、「みんなと仲よくしたい」という気持ちを持っている。
でも、ちょっと考えてみると「みんなに好かれようとするあまり、ほんとうに言いたいことを言えなかった」とか、「友だちのいけないことを見て見ぬふりをしてしまった」なんてことがある。
「嫌われたくない」という気持ちが強すぎると、じぶんをなくしてしまうことがある。そのことを知っておくだけで、じつは大きな一歩。
2「みんな仲よく」って、学校では教わったけれど
学校では「みんなと仲よくしましょう」って言われてきたよね。これ、もちろん大切。
でも、大人になって社会に出てみると、ちょっとだけちがう現実がまっている。
たとえば、スポーツで考えてみよう。サッカーの試合中に「相手チームを傷つけたくないから、思いっきりシュートするのをやめよう」なんて思う?思わないよね。試合のときはちゃんとぶつかって、試合が終わったら「いい試合だったね!」って友だちになれる。それが、大人の世界の「勝負」でも同じなんだよ。
仕事をしていると、だれかをがっかりさせる決断をしないといけないことがある。「このやり方はよくない」とはっきり言わなければいけないこともある。そういうとき、嫌われることをこわがっていたら、大切なことが守れなくなってしまう。
💡 「嫌われて一人前」というのは、わざと嫌われろということじゃない。「ちゃんと生きていれば、嫌う人が出てくることもある。それでいい」ということなんだ。
3 歴史上のすごい人たちも、みんなに嫌われていた?
たとえば、野球の監督やスポーツチームのコーチ。
チームを勝たせるために、大切な選手をあえてベンチに座らせることもある。そのとき、その選手からは「なんで俺を使わないんだ!」ってすごく怒られる。でも、チーム全体のことを考えたら、その決断が正しいこともある。
「みんなに好かれている人」より、「正しいことをちゃんと言える人」のほうが、長い目で見ると信頼されるんだ。
「好かれたい」という気持ちは大切。でも「信頼されたい」という気持ちのほうが、もっと大切かもしれない。この2つは、ときどきぶつかることがある。
4じゃあ、どうすればいい?
「嫌われてもいい」なんて言われたって、急にはそう思えない。それでいい。
ここで大事なのは、「嫌われることをおそれて、自分の大切なものをあきらめてしまわない」ということ。
「だれかに嫌われた」ということは、「あなたがはっきりとした考えを持って行動した証拠」でもある。何も言わなければ、だれにも嫌われない。でも、何もしなければ、だれの心にも残らない。
小学生のときから「みんなに好かれなきゃ」とプレッシャーを感じている子、いるかもしれない。でも、大丈夫。正直に、自分らしく生きていれば、ほんとうの意味で信頼してくれる人が必ずあらわれる。
✨ 「嫌われるのがこわい」より、「じぶんに正直でいられてる?」って聞いてみよう。その答えがきっと、あなたを強くしてくれる。
5まとめ:「嫌われて一人前」のほんとうの意味
今日のまとめをするよ。「嫌われて一人前」というのは、こういうことだった。
① 生きていれば、かならずだれかに嫌われることはある。それは普通のこと。
② 学校で「みんな仲よく」と習ったけど、社会に出ると「正しいことを言う勇気」も必要になる。
③ 嫌われることをおそれすぎると、自分らしさをなくしてしまうことがある。
④ 大切なのは、「嫌われないこと」じゃなくて、「信頼される人になること」だ。
あなたはあなたのままでいい。正直に、一生懸命に生きていれば、それで十分。
嫌われることをこわがるより、じぶんに正直でいることのほうが、ずっとずっと大切。


